パリ出張で訪れたレストラン「BOUILLON CHARTIER」

一人でも気軽に入れるレストラン
先日、パリへの出張中、一人でも気軽に入れてパリの雰囲気を存分に楽しめるレストランを探していました。そして、ホテルの近くにあったモンパルナスの「BOUILLON CHARTIER」に足を運びました。
このレストランは、パリで愛される老舗「CHARTIER」系列の一つ。アールヌーボー様式の店内は、クラシックでどこか懐かしい雰囲気が漂い、まるで19世紀末にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
フランスの伝統料理を気軽に楽しむ
「BOUILLON」とはフランス語で「だし」や「スープ」を意味しますが、ここでは庶民的な価格でフランスの伝統料理を提供するレストランを指します。
テリーヌやポトフ、エスカルゴなど、クラシックなフレンチメニューが豊富に揃い、どれも気軽に楽しめる価格帯が魅力です。私が選んだのは、コクのあるブッフブルギニヨンとクリーミーなマッシュポテト。素朴ながらしっかりとした味わいで、パリらしい一皿でした。
ユニークなお会計体験
食事の最後に、もう一つの「CHARTIERらしさ」を体験。お会計の際、ギャルソン(ウェイター)がテーブルのペーパークロスにボールペンでササッと金額を書いてくれます。これがなんともユニークで、昔ながらのパリのレストラン文化を感じさせる光景です。
一人でも気軽に立ち寄れる魅力
「BOUILLON CHARTIER」は観光客だけでなく、地元の人々にも親しまれている場所。一人でも気軽に入りやすく、周囲の活気ある会話や店内の雰囲気だけでも十分楽しめます。
モンパルナス周辺を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。フランスの伝統的な味わいと、アールヌーボーの美しい空間がきっと素敵な旅の思い出になるはずです。

フランス・パリに2年半滞在。帰国後、「メゾン ドゥ ファミーユ」に約17年間勤務し、フレンチスタイルのインテリアやライフスタイルに深く関わる。現在は、メゾン ドゥ ファミーユから「Maison et Création(メゾン エ クレアシオン)」に名称変更をし、オンラインショップやポップアップショップを通じて、フランスのエスプリを感じる家具、インテリアやテーブルウェアを提案している。